ファブル/佐藤アキラ(岡田准一)が働くデザイン会社・オクトパスの脱力系タコ社長・田高田を演じた佐藤二朗と、社員の変態系デザイナー・貝沼役を演じたお笑い芸人・井下好井の好井まさおが、ファブル大好き芸人【しずる(池田一真/村上純)トム・ブラウン(布川ひろき/みちお)】を交えて映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の魅力について語り尽くす“佐藤二朗はファブりたい!”配信イベントを開催!
さらに、ファブルの同僚・ミサキ役を務める山本美月もスペシャルゲストで登場しました!
▼配信イベント動画はこちらから▼
『佐藤二朗はファブりたい!』前半
『佐藤二朗はファブりたい!』後半
<イベントレポート>
原作コミック「ザ・ファブル」の出版元である講談社ヤングマガジン編集部での開催ということで、テンションの上がった佐藤二朗と好井は冒頭から大盛り上がりのマシンガントークを繰り広げ、そこへ、ファブル大好き芸人のしずる、トム・ブラウンも登場し本作の見所について語る座談会がスタート!
佐藤二朗は原作好きということで、「あまりに良い漫画に出会ったとツイートしようと思った日にオファーがありました。実は、今でも狙っている役は安田顕が演じている海老原です。海老原が一番好きで、見た目も近いですし。まだ映画公開前なので、安田と交換することを諦めていません。タコ社長も楽しいんですけどね」とまさかのエピソードを披露した。
元々、原作コミックの大ファンだったという村上は、「実写化を日本で一番喜びました」と豪語。
池田は、なぜかファブル愛を多くは語ろうとせず、周囲からは「予告編しか観てないだろ!」と大イジリを受けるも、「大分前に観たので詳しいところは言えないですが、というか詳しいところって誰も言えないと思うんですよ?!」と謎の反論を見せ、結局ファブルへの愛は謎に包まれたままとなった。
みちおは、「ファブルに憧れているので、四六時中目出し帽を被って生活しています」と独特の挨拶。
布川は「原作の1話目を読んで、冗談ではなく、6秒で撃ち抜かれました。安藤政信さん演じるロン毛の殺し屋・鈴木は俺だろ!と思いました」と言うと、周囲から「違うだろ!」の総ツッコミが。
佐藤二朗は、前作の『ザ・ファブル』のあまりの面白さに、今作はなかなか前作を超えられないのではと思っていたそう。
しかし、完成した本編を観終わった後に、その素晴らしさに感動して江口監督にすぐ連絡を取ったそうで、「本作は前作を超えていたと、最近観たハリウッド映画に遜色のない、世界基準アクションだったと伝えました。その後監督から返信が来て、『そのアクションに匹敵するほどの、佐藤二朗さんの笑いパートがありました。天才のなせる技です』と言われたんですよ」と誇らしげに語ると、好井も「芸人からもオクトパスのシーンは評判良かったです」と称賛。
続いて、佐藤アキラ(ファブル)のアルバイト先「オクトパス」の話題に。
ゆるさが売りの脱力系タコ社長・田高田を演じた佐藤二朗は、役作りで意識したことについて「一見適当でいい加減なんだけれど、根底には若い社員たちへの愛があるキャラクターだと思って演じていました」と語ると、好井も「(二朗さんは)サービス精神がすごかったんです」と話し、佐藤二朗は「皆さん大変なアクションシーンを撮影してからオクトパスの撮影に入っていたので、おもてなしをしようとしていました」と明かす。
また、佐藤二朗の持ち味であるアドリブについては、「江口監督がカットをかけないだけで、アドリブではないんですよ」とのこと。
実は本作では、田高田がファブル(佐藤アキラ)に対して、「お前、人殺せるだろ」と核心をついた発言をするのだが、このシリアスなセリフに対しても緊張感がなくて笑えるシーンになっているのがすごいと池田が話すと、「それは佐藤二朗さんがやっているから」と村上がヨイショし、満更でもない表情をする佐藤二朗であった。
オクトパスには、ほかにも山本美月演じる幸薄女子・ミサキと、そんなミサキをストーカーする変態系デザイナー・貝沼が働いており、まさに“笑い”の要でもあり、本作ではそんな癒しパートのオクトパスでも、ある事件が起こります。
好井に対しては「原作から抜け出てきたくらいの再現度」(佐藤二朗)「目が完全に貝沼」(村上)と高評価。
そして、本作でヘアスタイルをショートカットにイメチェンしたミサキの話題になると…なんとスペシャルゲストとして山本美月が登場!
番組の後半を収録した動画では、山本も交えた爆笑必死の撮影秘話が盛り沢山!
岡田准一の本格アクション指導の裏側や、映画現場が不慣れな好井が岡田、佐藤二朗をはじめとした現場スタッフ全員から騙された仰天エピソードも披露。
山本の結婚発表前日にオクトパスのシーンを撮影していたが、佐藤二朗に結婚報告がなかったことに対し、山本は「二朗さんに言うと一気に現場に広まっちゃいそうだから」とお茶目に語っている。
そして【原作者・南勝久先生の直筆サイン入り描き下ろし生原画】を懸けて、しずるとトム・ブラウンが“ファブル愛”を競う、『しずる VS トム・ブラウン! ザ・ファブル-1 グランプリ‼』企画が開催され、大盛り上がり!
トム・ブラウンはファブルにちなみ、合体ネタで5秒で殺す殺し屋“ファイブル“を創るという独特のネタを披露。
しずるは、原作に出てくるキャラクターである山岡とファブルの対峙シーンをユーモア溢れるオリジナルネタで制作。
どちらが勝者となるのか、是非動画で楽しみながら確認してください!