著名人のおすすめコメント
- 塚本晋也映画監督よしもとばななさんの、可愛くて、残酷なほどに美しい世界が、
市川準監督の手によって、鮮やかに、繊細に描き出されていました。
大好きなテレビ番組が終わって、少女たちが夜の水辺をさまざまな思いにかられて歩いているシーンが
目に焼きついています。
映画の世界にすっぽり入ってしまって、しばらくそこに住み続けていたのを思い出します。 - 深田誠剛映画プロデューサー初めて「つぐみ」を観たとき、舞台となった海辺の町に心を奪われました。舞台は西伊豆の松崎。映画を観た2日後に衝動的に訪れた松崎の町は、なぜか無性に郷愁を誘われる町でした。映画「つぐみ」の魅力はストーリーの面白さではありません。ゆったりした映画の流れに身を任せているうちに、自分も旅人になって映画の中に溶け込み、海辺の町に暮らすつぐみたちの悲喜こもごもを、傍らで見つめている気持ちになるのです。魔法がかかっているような、とても不思議な映画です。