STORY
学校での居場所をなくし
部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。
ある日突然部屋の鏡が光り出し、
吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に
出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。
さらに「オオカミさま」と呼ばれる
狼のお面をかぶった女の子が現れ、
「城に隠された鍵を見つければ、
どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。
期限は約1年間。
戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、
7人には一つの共通点があることがわかる。
互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、
次第に心を通わせていくこころたち。
そしてお城が7人にとって特別な居場所に
変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――――
果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?
それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?