“消防訓練”のために、グラウンドに集まった青稜高等学校の1年生120人を前に、MCの呼びかけで登場したのは消防車!
そして消防車の後部座席から姿を現したのはなんと消防士姿の岩本照、鈴木仁、浮所飛貴、古川雄大。
サプライズで登場したキャストの登場に会場は大盛り上がり!
さらに、会場後方より制服を身に纏った生見愛瑠が登場し、会場はさらなる歓喜の声と盛大な拍手に包まれました。
イベントの前に「暑いんで、こまめに水分補給して、喉が渇いたなと思った時には水分が足りてないんで。今日は楽しんでください 」と屋外でのイベントにあたって注意を促した岩本は、この日、劇中の姿で登場し「簡単に着られる服ではないので、身が引き締まりますよね」と語り、消防訓練イベントへの意気込みを見せました。
早速行われたのは、消火器を使った訓練。
もはや本物の消防士と見紛うほどの出立ちの岩本が、荏原消防署の杉渕さん立ち会いの元、生徒へ消火器の使用方法についてのレクチャーを行いました。
「火がついているのを見つけたら、消火器を探す前に『火事だ!』と他の人に気づいてもらう。大きな声で叫ぶ」というところから、実際に消火を行うまでをわかりやすいレクチャーで披露。
その後、立候補した学生が、岩本の丁寧なレクチャーのもと、実際に消火器から放水し、的を狙うという訓練を行い見事成功!
会場からは大きな拍手が起こりました。
イベントの前に実際に消火器のレクチャーを受けたという岩本は今回の経験について「実際にレクチャーをしっかり受けるのは初めてだったので、貴重な経験でした」と語り、荏原消防署の杉渕さんも「完璧でした。本物の消防士がやっているようでした」と賛辞を送りました。
岩本は「(撮影前に)本物の消防士の方と一緒にトレーニングをさせていただいて、そんな中でも要請があったらみなさん現場にかけつける。というなかで、本当に大変な職種の方たちだなと肌で感じました」と訓練時のエピソードを語りました。
劇中にも避難訓練や消防訓練シーンが登場するが、撮影で実際に訓練シーンを演じた生見は「ロープ降下では、私は支えてもらっているだけでしたが、(岩本さんが)何度もやっていてすごいなと思いました 」と語り、それを受けて岩本は「何度もやらせていただけることのない経験だったので、その都度消防士の方に指示いただきながら行っていました」と振り返りました。
実際に消防士を演じた浮所は、役作りにあたって「本物の消防士の方達はすごい筋肉で、ガタイが良くてカッコよかった。僕はまだまだひょろひょろだったので、この映画のために筋トレをしました。少しは照君の身体に近づけられたのではないかと思います。劇中に筋トレシーンがあるんですが、みんな撮影前にパンプアップするんですよ。僕もやっていたら、岩本君が後ろからパンプアップのやり方を教えてくださってキュンキュンしました」と語ると、岩本は「真面目にやっていたので、筋肉も喜んでいると思いますよ 」と返し浮所の努力を労いました。
救助隊の隊長を演じた古川は「リーダーという立場を利用して、見守っている立場だったんですが、細かな所作などは現場で消防士の方に伺いながら準備しました」と撮影時の役作りについて語りました。
岩本演じる蛯原のライバルとして登場する姫野を演じた鈴木は 「僕だけ隊が違うので、筋トレシーンやトレーニングシーンがなかったのですが、救命救急(講習)のシーンがあったので、そこは教えていただきながら取り組みました 」と振り返りました。
同じく救命救急講習を受けるシーンを演じた生見は「教えてもらいながらだったんですが、こんなに難しいんだと思いつつ、でも覚えておくとすごい役立つなと思って。とても勉強しながら取り組みました」と振り返りました。
さらに、本作の見どころを聞かれ、岩本は「キュンキュンする作品ではあるんですけれど、部活でもなんでも、各々の頑張っていることが誰かのためになったり、何かのきっかけになることがあると思います。そのきっかけとなる作品の一つだと思うので、そこに是非注目して欲しいです」と話し、生見は「消防士の方のかっこよさが伝わる作品だと思います。キュンキュンしてほしいシーンもいっぱいあるので、ぜひ大切だと思う人と一緒に見てほしいです」とアピールしました。
最後に高校生に向けて岩本より「この作品は消防士のかっこいい姿、そして誰かのために頑張る純粋さ、ピュアな心とキュンキュンできるところが沢山詰まった作品なので、今年の夏は皆でモエカレを楽しんでほしいなと思います。ありがとうございました!」というメッセージが送られ、興奮冷めやらぬ中でイベントは幕を閉じました!