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11/21(月)映画『月の満ち欠け』
公開直前!サプライズ舞台挨拶イベントレポート

この度、11月21日(月)に映画『月の満ち欠け』公開直前!サプライズ舞台挨拶を実施致しました!
主演の大泉洋さん、そして目黒蓮(Snow Man)さん、廣木隆一監督が登壇。事前に大泉さんと目黒さんの登壇は公表されず、サプライズ登場となりました。
実際に撮影場所となった70年続く老舗映画館・早稲田松竹で撮影エピソードや作品にちなんだテーマでお話いただきました。

高田馬場で約70年続く老舗の映画館・早稲田松竹は、重要な場所として劇中で映し出される。そんな”聖地”に大泉と目黒がサプライズ登場。
本編上映後の満員の客席の通路を練り歩く形でステージに登壇した大泉だが「この映画はジーンと来る感動系の映画なのでサプライズで私たちが現れたって…盛り上がらない!ここに出る前に映画関係者から『ワーキャー言われてきてください!』と送り出された割には静か。オフィシャルカメラマンからも『距離が短いのでゆっくり歩いてください!』と言われたけれど…さほどの盛り上がりでゆっくり歩くのはつらい!しかもみんな途中から後ろにいる目黒蓮に気づいて誰も私を見ていない。それでゆっくり歩けはキツい!」と闊歩状況を身振り手振りで解説してぼやいていた。

一方の目黒は「確かに歩きづらかったですね!」と笑いながらも「それくらい皆さんがこの映画に浸ってくださったのかなと思う」と落ち着いた雰囲気は感動の余韻が理由だと指摘。その言葉を受けて大泉は「この映画を観た後ではワーキャーにはなれないよね。グーッと感動が押し寄せる作品だから」と理解を示すも、やはり「でも私よりも『あ、目黒君だ!』という感じ。なにが『めめ~!』だ」とへそを曲げて、目黒から「ぼやきが止まらない!」と突っ込まれていた。同映画館で実際に撮影を行った目黒は「実際に座席に座って撮影をして、すごく思い出に残っている場所です」としみじみ。すると大泉は「なに?実際にあそこら辺の席に座ったの?今日そこに座った人はお尻を洗えませんね~!」とすかさず笑いを取っていた。

共演シーンは短いものの、PR活動などを通していいコンビネーションの2人。目黒は「大泉さんが嘘をつくときの顔がわかるようになった。嘘を言って笑いを取りに行こうとしている準備段階の顔がある。ちょっと上を向きだすと、これ行くなあとわかるようになった」とすっかり以心伝心で、大泉も「ついに見抜かれるようになったか」と苦笑い。そんな目黒について大泉は「目黒君がいると悪口が尽きない。次から次へと言いたくなって、目黒君に会った日の帰りはすっきりしている。僕の毒舌をそのまま受け取ってくれるのは新鮮。新しい笑いの形ができているような気がする。わりといいコンビ。これからも“洋ちゃん&めめ”でやって行けたらと思う」と明かすと、目黒は「嬉しいです。大泉さんの優しさですね!」と満面の笑みだった。そんな2人の共演シーンについて廣木監督は「2人のシーンは自然に泣けちゃうくらい良いシーンだと思った」と太鼓判を押していた。

順風満帆な人生から一転、不慮の事故で愛する妻子を失い数奇な運命に巻き込まれていく主人公・小山内堅を演じた大泉。「彼の気持ちは男の方がわかるし、僕らのようなお父さん世代が見たらたまらないと思う」と共感。ある事をきっかけに突然小山内の元を訪ねてくる三角哲彦役の目黒は、小山内夫婦(大泉&柴咲コウ)の姿が魅力的だったそうで「お互いの好きなところを言葉にしあう姿は憧れる。あのような夫婦像は素敵。僕もそういう人になりたい」と理想に挙げていた。
一方、そんな夫婦像を演じた大泉は「普通あんなにのろけませんよ。少数派ですよ」と言いながら、自身については「私は亭主関白の日本代表みたいなもんです。おおう!靴下を履かせろ!おおう、口答えはするな!みたいなね」と照れ隠しで嘘をつきながら「亭主は尻に敷かれていた方が夫婦円満。それに褒めるような言葉も、普段言わないのにフッとしたときに褒められた方がたまらなく嬉しい」とプライベートな姿をちらっと見せていた。

また好きな女性のしぐさについての話題になると、目黒は「好きなしぐさはないけれど、好きな人がやるしぐさだからいいと思う」と二枚目回答。すかさず大泉が「え?お尻を掻くしぐさでもいいとか思うの?」などと意地悪に聞くも、目黒は「それも可愛らしいと思う」と一切ブレなかった。一方の大泉は「娘と一緒に歩いているときにフワっと手を繋いでくる。そんな瞬間がいい」と優しいパパの表情になると、目黒から「可愛いですね。そして嬉しそうな顔をしていますねえ」と目を細められていた。

最後に主演の大泉は「余韻が長い映画であり、観終わった後に色々な人と語り合いたくなる映画でもあると思います。家族がいる人も、好きな人がいる人も、子供から大人まで色々な人が楽しめるはず。めめの可愛らしいところや素敵なところが詰まりまくっている映画で、めめが大好きな人も大泉洋が大好きな人も、廣木監督が大好きな人もみんな楽しめるはずです」と全国公開に期待を抱いたコメント。当イベントは大きな拍手とともに幕を閉じました。

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