この度、『男はつらいよ 寅次郎頑張れ!』(77)、『学校Ⅲ』(98)以来27年ぶりの山田組参加となる大竹しのぶの声の出演が決定!木村拓哉と念願の初共演が実現!
タクシー運転手の宇佐美浩二は、ある日85歳の高野すみれを東京・柴又から、神奈川の葉山にある高齢者施設まで送ることになった。人生の終盤を迎えたすみれは、「東京の見納めに、いくつか寄ってみたいところがある」と浩二に頼み、幼少期から現在まで人生のターニングポイントとなった思い出の場所を寄り道することに。タクシーで旅を共にするうち次第に心を許したすみれは、初対面の浩二に、喜びと悲しみを織り交ぜた壮絶な人生を語り始める。そんな“たった一日の旅”が偶然出会った二人の心、そして人生を大きく動かしていく―。
大竹が演じるのは、浩二の姉・圭子。浩二の一人娘の奈菜が音大の附属高校に推薦入学が決まり喜ぶ一方、その入学金やタクシーの車検代、家の更新料など、宇佐美家の家計はまさに火の車。次から次へとのしかかる現実に頭を悩ませる浩二は、意を決して圭子に電話をかけ、いくらかお金を貸してほしいと頼み込むが……。まるで本当の姉弟のような掛け合いを見せた大竹と木村は、過去同じ作品に出演したことはあっても、一緒に芝居をするのは本作が初。大竹は「私、実は木村さんとドラマや映画で共演したことがなくて。もちろん今までお会いしたことはあったんですが、(共演は)初めてだったので嬉しかったです。でも今回は声だけの出演だったのが残念で、今度こそちゃんと顔と顔を見てお芝居できるといいなと思います。」と初共演への喜びを告白した。また、27年ぶりの山田組参加となった大竹は、久々の山田洋次監督との撮影について「監督がとても細かく指示してくださることが懐かしくて、『ああ、やっぱりいいな。これだけの出番じゃ寂しいな』と思いました。久しぶりに山田組に参加したことで、丁寧に丁寧に映画を撮ることの大切さを改めて実感しました。」と振り返った。本作について大竹は、「本当に夢のような、心が温かくなるお話で、山田監督が本当に作りたくて作る映画の一つだと思います。ぜひ楽しみにしてください。」とコメントを寄せた。
長きに渡り日本映画界を支え、常に人と人とのつながりや人生の機微を描き続けてきた山田洋次監督が贈る、松竹創業130周年作品『TOKYOタクシー』。奇跡と希望の物語がこの秋、観る人の心にあたたかな光を灯します。日本最高峰の監督・キャストによって紡がれる珠玉の一本に、是非ご期待ください。『TOKYOタクシー』は11月21日(金)より全国公開。
【大竹しのぶクランクアップコメント全文】
Q、久しぶりの山田組の参加はいかがでしたか?。
A、監督がとても細かく指示してくださることが懐かしくて、「ああ、やっぱりいいな。これだけの出番じゃ寂しいな」と思いました。久しぶりに山田組に参加したことで、丁寧に丁寧に映画を撮ることの大切さを改めて実感しました。
Q、木村さんと共演されていかがでしたか?
A、私、実は木村さんとドラマや映画で共演したことがなくて。もちろん今までお会いしたことはあったんですが、(共演は)初めてだったので嬉しかったです。でも今回は声だけの出演だったのが残念で、今度こそちゃんと顔と顔を見てお芝居できるといいなと思います。
Q、『TOKYO タクシー』を楽しみにされている方へメッセージをお願いします。
A、本当に夢のような、心が温かくなるお話で、山田監督が本当に作りたくて作る映画の一つだと思います。ぜひ楽しみにしてください。