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髙嶋政伸&たっくー新たな『八つ墓村』の恐怖演出を語りつくす!!【9/12(土)実施 東京ホラー特区!!2026 『八つ墓村』スペシャル・トークステージ レポート】

このたび、9月12日(土)に、東京ドームシティで行われる、あらゆる“ホラー”が一堂に会するイベント「東京ホラー特区!!2026」にて、『八つ墓村』スペシャル・トークステージを実施!本作キャストの髙嶋政伸、たっくー(都市伝説系Youtuber)に加え、清水崇監督、さらに清水組には欠かせないスタッフ“ホラー担当”の川松尚良が登壇した。令和版『八つ墓村』に隠された秘密に迫る、重要なシーンの撮影の裏側や恐怖演出について、ホラー好きの4人でたっぷり語りあいました!

ホラーファンが見守る中、不気味な音と鮮烈な赤色の照明演出の後、「なぜ八つ墓村ができたのか、なぜ祟りがおきたのかという元凶を作った男」である田治見庄左衛門を演じた髙嶋政伸、「なぜ祟りがおきたのか、というのを横で見ていた男」である庄左衛門の従者を演じた都市伝説系 Youtuber のたっくー、清水組には欠かせない“ホラー担当”をした助監督・川松尚良、そして監督を務めた清水崇の4名が温かな拍手に迎えられて登場。

その後、観客の皆と一緒に鑑賞した予告編の感想について、髙嶋は「とても怖いけど、とても美しいですよね。血が滴るような、でもきれいな赤色に釘付けです」と感嘆し、たっくーは「迫力があり本編も気になってくる予告編!なにかの間違いで、僕の顔が出てこないかな~とみていましたが、そんなことありませんでした」と笑いを誘った。川松は「僕は、予告編を編集した方に御礼が言いたいです。見せ場を使わずに、こんなにおもしろいものが出来上がるなんて...!」と出来栄えを絶賛。しかし清水監督は、「出演して本編も見ている方々と、監督をして編集をして音楽も自分でつけた監督に、予告編の感想を聞くなんて怖いです...」とこぼし会場から笑いが起きた。

各々が演じた役どころと撮影エピソードについて、時代劇パートに登場し、田治見家の祖先である田治見庄左衛門演じた髙嶋は、「時代劇パートでは、『なぜ八つ墓村の祟りが始まったのか』という理由が明かされます。3日間の中で、夕方から朝まで撮影しました。撮影場所が山の中にあり、タクシーで向かう途中で運転手さんに『今から不快な音がしますけど、お気になさらずに』と言われて...。ロケ現場に行く最中も怖かったんですよ」と恐怖エピソードを明かす。野村芳太郎監督版の『八つ墓村』が大好きだという髙嶋は、「松竹シナリオセンターの13期で、野村監督のワークショップも受けていました。『八つ墓村』への思いは人一倍あったと思います。そんな中で、清水監督が『八つ墓村』を映画化するというお話を聞いたときは、これはおもしろくなりそうだなと楽しみでしたし、本当に嬉しかったです」と本作のオファーについて喜びを露わにした。

そんな髙嶋に対して、清水監督は「ホラーに詳しいし、77年版にでていたショーケン(萩原健一)さんのエピソードを話してくださることが余計にプレッシャーでした」と苦労を明かした。髙嶋演じる田治見庄左衛門の従者役を務めたたっくーは、「本編の中でも重要な役でお芝居もしっかりあると知って、現場ではとても緊張しましたし心配でした」と吐露しつつ、「どこまでお芝居でどこまで本当に緊張していたのか、そのドギマギした表情に注目してほしい!」と見どころを明かす。

清水監督ファンである髙嶋とたっくーのふたりは、一方的なラブコールがきっかけで清水監督と知りあったよう。「小学生のころから清水監督の大ファンでした。YouTube をはじめてから、清水監督について語る動画も出しましたし、脈絡なく『崇~~』と冒頭で呼ぶ動画もあります。映画は“最高の悪夢”というキャッチフレーズがついていますけど、ぼくにとっては夢のような時間でした」と喜びを口にするたっくーに対し、清水監督も「助監督からその回を教えてもらいました。人の名前を
勝手に呼び捨てしているなんて」と苦笑。一方で、髙嶋は「中田秀夫監督の結婚パーティーで清水監督と知り合いました」と明かし、清水監督は「髙嶋さんから非常に熱い視線を感じました(笑)パーティーがおわってから、面識なかったのに、ホラー映画の話などを1時間以上話した記憶があります」と思い出を振り返った。今では仲も
深まったようで、髙嶋は「自作のホラーの詩やホラー小説を送っています」と不幸の手紙みたいなやりとりをしていることを明かした。

そんな念願叶っての清水組の現場について、たっくーは「清水監督への愛をすごく感じました。長時間の撮影でも緊張感がありつつ和気あいあいとしていてすごく勉強になりました」と感激。一方で、映画の現場経験が豊富な髙嶋は「なぜかいつも怪現象が起きるんですよ。モニターが消えたり理由がわからない機材トラブルが多い。今回も『八つ墓村の祟りじゃー』なんて言われて」と清水組ならではの恐怖エピソードを明かすも、清水監督は「これは先祖の応援ですよ」と前向きに受け止めてた。

そして、本編の見どころについて、髙嶋は「ファイヤーシーンがあるんですけど、実際に燃やしているんです。あの緊張感は凄くて。そのスタントマンの東山龍平さんの姿が本当にかっこよかったです」と興奮気味に語る。その際の緊張感あふれる撮影現場について、清水監督は「人命に関わるので、気が緩まないように激をとばしたりして緊張感を保っていました。20回ほどの入念なリハーサルを重ねてから本番に臨みました」と苦労を明かしつつ、無事にうまくいった本番のテイクの仕上がりには満足したよう。

清水監督へのオファーについて「野村監督版が大好きなのもあり、その完成度の高さから今更新たに作る必要あるのか?と考えていました。松竹さんにはお返事に時間をもらいました」と『八つ墓村』の映画化に対する苦悩があったという。しかし、引き受けたあとには、「原作でもあるように、『八つ墓村』の主人公は辰弥です。辰弥の目線ではじまる物語と、お客さんがみたいであろう金田一耕助の活躍のバランスは難しかったです。また、今ではアウトになってしまう表現もあり、限られた演出の中で、あえてみせないことで感じる怖さについて工夫をしました」と様々な試行錯誤を乗り越え、レーディング G を獲得し「子供がひとりでも楽しんで見ることができます」と自信をのぞかせる。さらに、「原作にはないオリジナル要素もあります。本作の金田一耕助の癖は、松也さんが実際に耳たぶを触るのが好きだという癖からとっていますし、八つ墓村に伝わる仮面や御神楽での舞は、ホラー担当の川松による案です。それが伏線となって、人の怖さにも繋がっていくんです。そして、川松の背格好が滝藤さんと一緒だったので、要蔵のシーンや衣装合わせの時にとても助かりました」と清水組ならではの“ホラー担当”川松の活躍を絶賛。『ウィッカーマン』などのフォークホラーからインスパイアされた演出もぜひ注目してほしい。

最後に、ホラー好きが集う観客にむけ、髙嶋は「原作の良さもありつつ、あ!こうなるんだ!と腑に落ちたラスト、ミステリーを愛する人、『八つ墓村』を愛する人、それ以外の人全員にぜひみてほしい!」と、たっくーは「原作のミステリーへのリスペクトを残しつつ、ホラーを愛する清水監督による映画。何度でもみたくなるようなすばらしい作品です。僕も公開初日に映画館でみます!」と太鼓判を押す。そして“ホラー担当”の川松は、「予告編のときに『見せ場がない』 と言ったのですが、本編ではその見せ場を楽しんでほしいです。恐怖の玉手箱になっています!そして、ホラー監督を目指したいひとは、清水組で大募集です」という誘いには、髙嶋とたっくーが勢い良く手を挙げ「絶対にはいります」と前のめりに。

3人の宣伝に、清水監督は「ハードルあげすぎ...」と謙遜しつつも、「たっくーさんが手をあげたシーンが一連のきっかけになって現代にも通じてきます。そういう繋がりの部分ももちろん見てほしいです。そして、映像も音響も色も、全部劇場を想定して制作しているのでぜひ劇場で見てほしいです」と見どころを語った。最後に「この後、ムビチケを買った方にはサインをします。ムビチケを30枚買わないと松竹の祟りが...」という呼びかけで笑いが起きた。ホラーファンが集い、背筋がひんやりする話も盛りだくさんのなか、和やかなムードでイベントは終了した。

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