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10月15日(木)実施 映画『八つ墓村』第59回シッチェス・カタロニア国際映画祭 レポート

スペイン・シッチェスで開催中の第59回シッチェス・カタロニア国際映画祭にて、清水崇監督が「タイム・マシン賞(Premi Màquina del Temps)(=生涯功労賞)」を受賞。映画祭ディレクターのアンヘル・サラ氏からトロフィーを受け取り、大きな拍手と歓声の中登壇した清水監督。遅い時間にもかかわらず客席を埋め尽くした大勢のファンに対し、清水監督はカタルーニャ語で「ボナ ニット(Bona nit)」と挨拶し映画祭の開催に祝いの言葉を述べて授賞式はスタート。

清水監督が同映画祭に訪れるのは約25年ぶり。当時を振り返りながら、自身の原点である作品への思いを語った。「この映画祭に来るのは、僕の記憶の限り24、5年ぶりです。その時に上映された『呪怨』という映画を、未だにこうして皆さんに応援していただけるのが本当にありがたく思っています。今日もレッドカーペットでサインを求められたのはほとんど『呪怨』のDVDパッケージで、すごく嬉しく思っています」 と授賞式前に実施されたレッドカーペットでの熱狂ぶりにも言及。

さらに、「当時はこれほど長くホラー映画を撮り続けることになるとは、想像もしていなかった」と明かし、「すっかり僕がホラーに呪われているような感じです」と語ると、会場からは温かい拍手と歓声が沸き起こった。

さらに、世界中どこへ行っても評価され続ける名作『呪怨』に対しては、「世界中どこに行っても、若い頃に作った『呪怨』という映画がずっと持て囃されるんですが、僕の中では“若い時の自分”がライバルになっています。これから上映する新作2本は、自信作なのでぜひ楽しんでご覧いただきたい」と、クリエイターとしての本音も覗かせた。

最後に、「2度目の訪問でこのような光栄な賞をいただき本当に嬉しい。これからもアイデアが尽きない限りホラー映画を撮り続けていきたい」と生涯功労賞の受賞について感謝を述べ、今後の意気込みを語った。授賞式に続き、オールナイト上映で新作2本を鑑賞する観客を前に、「これから僕の新作を2本続けて上映しますが、寝ると呪われると思うので、寝ないで見てもらえると嬉しいです。……呪いとともに、あらんことを」 とユーモアたっぷりに締めくくると、会場からは再び盛大な拍手と歓声が巻き起こり大盛り上がりのうちに授賞式は幕を閉じた。

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