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キャストプロフィール

ペーター・シモニシェック|エドゥアルト・スポルク

Peter Simonischek

エドゥアルト・スポルク

1946年8月6日、オーストリア・シュタイアーマルク生まれ。オーストリアのグラーツ工科大学で建築を学び、その後演劇への情熱が高じ、グラーツ音楽演劇芸術大学へ入学。卒業後は、ザンクト・ガレン、ベルン、デュッセルドルフなどの劇場で俳優としてのキャリアを積み、ミヒャエル・ハネケらの演出家と仕事をする。マルガレーテ・フォン・トロッタ監督の『三人姉妹』(89)で本格的にスクリーンデビューを果たす。日本で2017年に公開した『ありがとう、トニ・エルドマン』では、ヨーロッパ映画賞、オーストリア映画賞、国際シネフィル協会賞、ドイツ映画賞で主演男優賞を受賞した。

サブリナ・アマーリ|レイラ

Sabrina Amali

レイラ

1992年、スイス・バーゼル生まれ。モロッコ人とスイス人の両親を持つ。ベルリンのシャルロッテンブルク演劇学校で演技を学び、卒業後すぐにオーストリアのザルツブルグ州立劇場で舞台に立つ。現在もベルリンを拠点にテレビドラマや映画、舞台で活躍。主な出演作にドラマシリーズ「4ブロックス」(18-19)などがある。バレエ、モダンダンス、バイオリンが特技。

ダニエル・ドンスコイ|ロン

Daniel Donskoy

ロン

1990年1月27日、ロシア・モスクワ生まれ。ロシア人の父とウクライナ人の母を持ち、少年期をイスラエルで過ごす。イスラエルの高校を卒業後、奨学金を得てロンドン・アーツ・エデュケーショナル・スクールとニューヨークのリー・ストラスバーグ演劇学校で演技を学ぶ。2014年、卒業後すぐにイギリスで舞台とテレビに出演し始める。大人気テレビドラマ「ザ・クラウン」のシーズン4に出演。 ドイツでは主役を務めたテレビドラマ“Sankt Maik”(18・原題)で一躍有名になった。俳優として活躍する傍ら、ミュージシャンとしてアルバム制作やライブを精力的に行っている。

メフディ・メスカル|オマル

Mehdi Meskar

オマル

1995年3月22日、イタリア・カラブリア州生まれ。15歳でパリに移住した。16歳の時、フランソワ・オゾン監督の『危険なプロット』(12)で長編映画デビューを果たす。“Rafaël”(17・原題)で主役を務め、ベルリン国際映画祭で若手育成プログラムの一環として同時開催されるベルリナーレ・タレンツに期待の若手俳優として選ばれた。本作は8本目の長編映画出演となる。その他、数多くのテレビシリーズや舞台で活躍している。ギター、ピアノ、クラリネットの演奏が出来る。

ビビアナ・ベグラウ|カルラ

Bibiana Beglau

カルラ

1971年7月16日、ドイツ・ブラウンシュヴァイク生まれ。ハンブルク音楽演劇大学で演技を学ぶ。ドイツ、オーストリア、スイスなどで主に舞台女優として活躍。その傍ら、多くのテレビ映画、ドラマにも出演し、初の主演映画“The Legend of Rita”(20・英題)で第50回ベルリン国際映画祭の最優秀女優賞の銀熊賞に輝いた。近年は舞台の主演として活躍しており、その卓越した演技にドイツの大手演劇雑誌Theater Heuteで「2014年アクトレス・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、2015年にはドイツの演劇賞ファウスト賞で主演女優賞を受賞した。

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