松竹は、100年に渡り約5,000タイトルの
映画を配給または製作し、映画史に輝く名作から、
コメディ、アクション、カルト作品まで、
さまざまな作品をお届けしてきました。

そんな中から、
“今、観たい映画”を
テーマに選んだ100

をご紹介。
初めて出会う映画から、
今また見返したい作品まで、
新たな感動に出会える作品がきっとあるはず。

松竹社員による渾身のレコメンド文から探すもよし、
気になる#タグを直感で選ぶもよし!
とっておきの1本を、
みつけてください!

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私の好きな松竹映画
毎熊克哉
Profile
毎熊克哉
俳優
1987年3月28日生まれ、広島県出身。初主演作『ケンとカズ』(2016)で、第71回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、第31回高崎映画祭最優秀新進男優賞などを受賞し、大きな評価を得る。主な映画出演作に『北の桜守』(18)、『万引き家族』(18)、『AI崩壊』(20)、『いざなぎ暮れた。』(20)『生きちゃった』(20)、『サイレント・トーキョー』(20)等がある。
  • 東京物語

    公開年:1953年/上映時間:135分/監督:小津安二郎

    Comment
    動きのないカメラ、抑揚の無い日常的やり取り。 善人も悪人も出てこない。 大きな出来事も無く、ただ老夫婦の人生の最後とその家族達を眺めているだけ。
    なのに、強烈に残酷。 "東京"というのは場所ではなくて、時代が変化していく事の象徴なんじゃないかと思います。
    時代に適応しながら必死に生きていく。 その中で一生閉じ込めておきたい時間なんかもあったりするけど、それらは時間に流れてどこかへ消えて、変わってしまう。
    生きていること自体が残酷だなと思ってしまうけど、それでも悪くは無いなと不思議な余韻を感じる映画。 また歳を重ねて何度でも観たい。