松竹は、100年に渡り約5,000タイトルの
映画を配給または製作し、映画史に輝く名作から、
コメディ、アクション、カルト作品まで、
さまざまな作品をお届けしてきました。

そんな中から、
“今、観たい映画”を
テーマに選んだ100

をご紹介。
初めて出会う映画から、
今また見返したい作品まで、
新たな感動に出会える作品がきっとあるはず。

松竹社員による渾身のレコメンド文から探すもよし、
気になる#タグを直感で選ぶもよし!
とっておきの1本を、
みつけてください!

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私の好きな松竹映画
岡 大
Profile
岡 大
映画ナタリー編集長
1974年生まれ。早稲田大学卒業後、出版社に勤務。映画雑誌「プレミア日本版」編集部を経てフリーに。2015年にニュースサイト「映画ナタリー」を立ち上げる。(2020年現在、映画ナタリーは10〜20代のユーザーが約6割と若年層に支えられ、Twitterフォロワーは37万人)
  • 正義だ!味方だ!全員集合!!

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    公開年:1975年/上映時間:95分/監督:瀬川昌治

    Comment
    「正義だ!味方だ!全員集合!!」は松竹ドリフ映画最後の作品だ。「8時だョ!全員集合」や「ドリフ大爆笑」に通じるドタバタコメディでありながら、ストーリーには地上げや再開発といった社会問題も織り込まれ、マドンナを巡る寅さん的展開もある盛りだくさんな映画となっている。

    初めて「正義だ!味方だ!全員集合!!」を観たのは大学生のとき。その頃、勝手に作ったドリフTシャツを着てドリフ映画のオールナイト上映をよく観に行っていた。中野にあったそのミニシアターはもうない。のちにTシャツにサインをして「これで公式Tシャツだ」と優しい言葉をかけてくれた長さんもいない。そして志村けんも……。しかし、映画は残り続ける。また100年後、「松竹映画200年の200選」に選ばれることを期待したい。