著名人のおすすめコメント
- 竹中直人俳優松竹映画100周年おめでとうございます。松竹の映画を1作品挙げるなんて事はとても無理な話しです。しかしここは自己顕示欲を強く持って挙げさせて頂きます!それは…
私の監督デビュー作品《無能の人》(1991)です。まだぼくがまだ34歳の時でした。まさか自分が監督として松竹作品でデビューするなんてまるで夢のような出来事…。それも35ミリのフィルムカメラです!大好きだった小津安二郎監督作品常連の、久我美子さん、須賀不二男さん、《突貫小僧》(1929)の青木富夫さんにも出演していただきました。そして小津作品の中でもたまらなく好きだった《東京暮色》(1957)へのオマージュとして、あるシーンと全く同じカットで撮影しました。
松竹映画《無能の人》は、ぼくにとっては一生忘れられない最高の映画です。
松竹作品に名を残せた事も最高の喜びです!
本当にありがとうございます。感謝を込めて…。