松竹は、100年に渡り約5,000タイトルの
映画を配給または製作し、映画史に輝く名作から、
コメディ、アクション、カルト作品まで、
さまざまな作品をお届けしてきました。

そんな中から、
“今、観たい映画”を
テーマに選んだ100

をご紹介。
初めて出会う映画から、
今また見返したい作品まで、
新たな感動に出会える作品がきっとあるはず。

松竹社員による渾身のレコメンド文から探すもよし、
気になる#タグを直感で選ぶもよし!
とっておきの1本を、
みつけてください!

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私の好きな松竹映画
倍賞千恵子
Profile
倍賞千恵子
俳優
1941年6月29日生まれ、東京都出身。61年、『斑女」(中村登監督)で映画デピュー。70年に文化庁芸術選奨文部 大臣貸映画部門、05年に紫綬褒章、13年に旭日小綬章を受章。近年の主な映画出演作は「ハウルの動く城』(04・声の出演/宮崎駿監督)、『小さいおうち」(14/山田洋次監督)、『初恋~お父さん、チ ビがいなくなりました」(19/小林聖太郎監督)、 『天気の子」(19・声の出演/新海誠監督)など。 『男はつらいよ」 シリーズは、第1作からすべてに出演。
  • 下町の太陽

    公開年:1963年/上映時間:86分/監督:山田洋次

    Comment
    当時私が歌ったデビュー曲「下町の太陽」がヒットしたことがきっかけで映画化されたのがこの作品です。 私も下町育ちなので、 町工場や路地など、住んでいた町と映画に出てくる町が似ていて、まるで近所に住んでいそうな人が出てきて、撮影がとても楽しかったのを覚えています。都電の運転士だった父を子供たちで迎えにいって皆でアイスを食べた思い出の早稲田車庫で、勝呂誉さんとの別れのシーンの撮影があった時は、懐かしさが溢れて感動しました。この作品で、私は「庶民派女優」と呼ばれるようになって、そしてこれが山田洋次監督との初めての仕事で、ここから『男はつらいよ』シリーズにつながっていったのだと思うと、自分の俳優人生を決定づけた、大切な記念すべき作品です。