男はつらいよ
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公開年:1969年/上映時間:91分/監督:山田洋次
私の好きな松竹映画
松竹は、100年に渡り約5,000タイトルの
映画を配給または製作し、映画史に輝く名作から、
コメディ、アクション、カルト作品まで、
さまざまな作品をお届けしてきました。
そんな中から、
“今、観たい映画”を
テーマに選んだ100本
をご紹介。
初めて出会う映画から、
今また見返したい作品まで、
新たな感動に出会える作品がきっとあるはず。
松竹社員による渾身のレコメンド文から探すもよし、
気になる を直感で選ぶもよし!
とっておきの1本を、
みつけてください!
1972年映写技師として渋谷東映に配属されて、それまで鑑賞したことのなかった松竹映画を映写するようになりました。「男はつらいよ 寅次郎夢枕」の公開日は撮影が遅れたため12/29日の平日で初日の朝にプリントが到着してぶっつけ本番で映写をしました。実はこの時に初めて「男はつらいよ」を、映写窓を通して見たのですが笑いと涙をこらえながら仕事をした記憶が今でも鮮明に残っています。
その後、年に2回は「男はつらいよ」の封切りが有り毎回楽しく鑑賞しました。当時はお客様の入りが悪い作品があると2週目に旧作の「男はつらいよ」を追加して興行が良くありましたので、その機会に旧作も鑑賞出来ました。
現在シネマイーラでは男はつらいよ 全50作」上映にチャレンジ中です。最後に都市伝説と言われている渥美清さんの劇場来場ですが、毎作封切りになると必ず帽子を目深に被って一人で渋谷松竹にお越しになり入場券を買って満員の館内で立ち見で鑑賞されてました。お客様に見つからないように終わる少し前にさっと帰られました。