松竹は、100年に渡り約5,000タイトルの
映画を配給または製作し、映画史に輝く名作から、
コメディ、アクション、カルト作品まで、
さまざまな作品をお届けしてきました。

そんな中から、
“今、観たい映画”を
テーマに選んだ100

をご紹介。
初めて出会う映画から、
今また見返したい作品まで、
新たな感動に出会える作品がきっとあるはず。

松竹社員による渾身のレコメンド文から探すもよし、
気になる#タグを直感で選ぶもよし!
とっておきの1本を、
みつけてください!

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私の好きな松竹映画
池ノ辺直子
Profile
池ノ辺直子
映画予告篇ディレクター
映画予告篇ディレクター。
株式会社バカ・ザ・バッカ代表取締役社長。
これまでに手がけた予告篇は、「ボディガード」「フォレスト・ガンプ/一期一会」
「バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ」「シティ・オブ・エンジェル」
「ノッティングヒルの恋人」「愛を積むひと」「シェイプ・オブ・ウォーター」
ほか1100本以上多数。

マックスファクタービューティースピリット受賞。WOWOWプラス審議委員。
著書に「映画は予告篇が面白い」(光文社刊)
予告篇上映カフェ「 Café WASUGAZEN」の運営もしている。
エンタメ情報ポータルサイト「otocoto」では、「映画は愛よ!!」のコーナーで、
映画会社の宣伝プロデューサーや監督と対談を行っている。
  • おくりびと

    公開年:2008年/上映時間:131分/監督:滝田洋二郎

    Comment
    遺体を棺に納める“納棺師”という職業を通して
    生きていくということ、死んでいくということを
    ほどよいユーモアを交えて表現し、
    人生の尊さを再認識できる映画だ。
    音楽は久石譲。
    チェロの音色が、日本の田舎の風景にあっていて、
    感情が揺さぶられた。
    ふぐの白子を焼いて食べるシーンは、冬になると思い出し、
    美味しい白子を探して日本酒を飲みながら
    映画というのは素晴らしいものだと語りたくなる作品なのだ。
    時間が経っても色あせない映像に、
    今でも予告篇を見て泣いてしまう。