松竹は、100年に渡り約5,000タイトルの
映画を配給または製作し、映画史に輝く名作から、
コメディ、アクション、カルト作品まで、
さまざまな作品をお届けしてきました。

そんな中から、
“今、観たい映画”を
テーマに選んだ100

をご紹介。
初めて出会う映画から、
今また見返したい作品まで、
新たな感動に出会える作品がきっとあるはず。

松竹社員による渾身のレコメンド文から探すもよし、
気になる#タグを直感で選ぶもよし!
とっておきの1本を、
みつけてください!

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私の好きな松竹映画
森裕介
Profile
森裕介
ミッドランドシネマ名古屋空港支配人
1993年、中日本興業株式会社入社。名古屋ピカデリー、ミッドランドスクエアシネマの支配人、番組編成などを歴任。プライベートではシネマスコーレの坪井篤史氏と「アメカル映画祭」を不定期開催したりしている。
  • 3-4X10月

    公開年:1990年/上映時間:96分/監督:北野武

    Comment
    今はなき大阪の松竹角座で観た。度肝抜かれた。セリフや説明、画面を盛り上げる音楽を排除し、予測不能の展開と編集で、笑いと狂気のはざまを見せつける。この映画はボクにとっては一種のドラッグ・ムービーだ。当時、学生で自主映画を作っていたボクはこの映画の影響で何度もマネごとしたりしたし、仲間とも中古で買ったVHSを酒のお供に繰り返し観ていた。また、今でも中島みゆきの「悪女」を聴くと劇中のダンカンのオンチな歌声と、たけしのビール瓶&渡嘉敷のワン・ツーパンチを思い出してしまう。