松竹は、100年に渡り約5,000タイトルの
映画を配給または製作し、映画史に輝く名作から、
コメディ、アクション、カルト作品まで、
さまざまな作品をお届けしてきました。

そんな中から、
“今、観たい映画”を
テーマに選んだ100

をご紹介。
初めて出会う映画から、
今また見返したい作品まで、
新たな感動に出会える作品がきっとあるはず。

松竹社員による渾身のレコメンド文から探すもよし、
気になる#タグを直感で選ぶもよし!
とっておきの1本を、
みつけてください!

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私の好きな松竹映画
澤本嘉光
Profile
澤本嘉光
CMプランナー/
クリエイティブ・ディレクター
1966年生まれ、長崎県出身。CMプランナー/クリエイティブ・ディレクター。東京大学文学部卒業後、電通に入社。ソフトバンク「白戸家」シリーズ、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」シリーズ、トヨタ自動車「ドラえもん」シリーズ、家庭教師のトライ「ハイジ」など数々のヒットCMを担当。JAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤー、カンヌ国際広告祭銀賞など国内外の受賞多数。東方神起などの楽曲の作詞のほか、乃木坂46などのPV制作、コラム執筆、小説執筆など多方面で活躍。映画脚本として、『犬と私の10の約束』(08)、『ジャッジ!』(14)、『一度死んでみた』(20)を手掛ける。
  • 馬鹿が戦車でやって来る

    公開年:1964年/上映時間:93分/監督:山田洋次

    Comment
    まずタイトルのキャッチコピーとしての強烈さに惹かれましたが、内容は、そのタイトルの通りのビジュアル的にもインパクトがあるものであると同時に、つい可笑しくて何度も笑ってしまうコメディーでありながら結局馬鹿なのは、おかしいのはだれなのか?と人間という生き物について深く考えさせられる、寅さんに通底するところがある傑作だと思っています。「まぼろしの市街戦」と似たような読後感を僕は持ちました。